ひがしかぜニュース
◆井上副支部長の会社、富士食品鰍ニの糸島市が立地協定書調印式を行いました。

<糸島市ホームページより抜粋>

 6月13日(木曜日) 富士食品株式会社(以下「富士食品」)が、本市にある前原インター南産業団地へ立地していただけることになり、協定書の調印式を行いました。

 富士食品は、昭和47年に設立された液卵や卵加工品をつくる食品製造業の会社です。福岡市南区にある現在の会社工場と本社機能を本市へ移転していただくことを決意していただきました。
  私自身、県庁職員のころに企業誘致に携わった経験があることから、この立地協定のときほど嬉しいことはありません。

 本市は、残念ながら、現在、人口減少局面に突入してしまっています。今後、少しでも多くの人に糸島市に住んでもらうためには、地域での雇用(働く場)が大変重要となります。
  富士食品は、来年3月の操業を予定されており、操業時点で、新たに30人程度の雇用を行っていただけるそうで、操業3年後には、さらに20人の雇用を目標としていただいています。
  従業者が多い製造業の立地は、地域活性化の切り札となるものであり、立地自治体の長として感謝の意を述べさせていただきました。

 富士食品の井上明社長は、「立地する限りは、単なる移転ではなく、『糸島市に富士食品あり』と言われるようにしたい。操業スタート時点からパート職員が30人くらい必要となるので、地元住民の皆さんに申し込んでもらいたい」とおっしゃってくれました。
  また、「卵だけでなく、これからは糸島市の野菜や畜産など豊富な食材を活用した商品も開発していきたい。これまで食卓のわき役になりがちだった卵焼きや煮卵だけを扱ってきたが、ぜひ、主役となる商品もつくりたい」と力強くビジョンを語ってくれました。

 糸島の新鮮な食材とコラボレートしてもらえるということは、地域の農林水産業にとってもありがたいことであり、考えるだけでワクワクします。

 このように、今回の富士食品の立地については、地元住民の雇用の面でも、農林水産業の活性化の面でも意義深く、地元にとって大変ありがたいことです。市としても、誘致企業である富士食品に対し、できる限りの支援をお約束させていただきました。

 調印式後、富士食品のだし巻き卵を試食させていただきましたが、味がしみていて、しっとりとして、とてもおいしかったです。